「西荻ペインでは今・・・」カテゴリーアーカイブ

櫻井医師が産休に入ります。

うちの若手ホープのサクライ医師が今日から産休に入りました。

ブロックが上手で患者さんにも人気の医師なので、ちょっとさびしくなります。

先日、近くのイタリアンレストランで、壮行会を開きました。

29歳から73歳までの10人の女子(?)が集まり、おしゃべりに花を咲かせて、「出産がんばってね」と送り出しました。

う~ん・・・、これぞ女子会という感じでした。

無事に元気な赤ちゃんが生まれるよう心から祈っています。

 

インタビュー

東京保険医協会で発行されている「診療研究」の巻頭に掲載される 『ルポ・第一線医療』という記事のために、インタビューを受けました。

保険医協会の事務局の方2名と、精神科医でもあられる片倉編集部長が西荻ペインにきてくださって、1時間ほどお話をしました。

テープで録音しながら、片倉先生が熱心にメモをとられていましたが、非常に楽しい時間で、1時間はあっという間に過ぎてしまいました。

もちろん片倉先生とは初対面ですが、ひさしぶりに会った旧友と話しているような感じで話がはずみ、インタビューが終わったときは、あぁこれがプロの精神科医なんだなぁと思いました。

人の心を開かせるのが上手というか、患者さんもこんな精神科医の先生になら信頼して、安心して、自分の気持ちを語れるのだろうと思いました。

 

 

 

あけましておめでとうございます。

暖かくておだやかなお正月でしたね。

4日から診療を開始して、1週間がすぎ、クリニックの混雑もだいぶおちついてきました。

普段は、受付のスタッフが予約を上手にふりわけて取ってくれるので、比較的待ち時間は少ないほうだと思いますが、さすがに休み明けは、待ち時間が長くなってしまいます。

「お待たせしてすみません」と一人ひとりに謝りながらやっていると、「いいんですよ~。すいているペインクリニックにかかるのは不安ですから」と笑いながらおっしゃってくださった患者さんがいました。

患者さんの数は多いですが、待ち時間をできるだけ少なくして、ストレスなく治療に通ってもらえるように、スタッフ一同いろいろな工夫をしています。

 

 

退職祝いの会

西荻ペインクリニック開院当初から、ずっと治療室の中心となって私を支えてくれていた、ナースの木村さんが退職することになり、みんなでささやかな退職祝いパーティーを開きました。

木村さんとは、私が西荻ペインを開業する前にペインクリニック外来をしていた病院で出会いました。

私が開業することになって、ナースを募集しなくちゃ、というときに、その病院を定年退職して無職となっていた木村さんの顔がすぐに頭に浮かびました。

家で悠々自適の生活をしていた木村さんに、新規開業のスタートだけでもいいので手伝ってください!と頼み込んで西荻ペインに来てもらいました。

ペインクリニックでの仕事は木村さんにぴったりで、ナースとしての仕事だけでなく、母親の優しさで痛みをかかえた患者さんを励ましてくれました。そのおかげで、うちの治療成績がかなりあがったのではないかと思うくらいです。

「わたしはそろそろ辞めてもやっていけるでしょう?」という木村さんの言葉を時々聞き流しながら、とうとう10年も仕事を続けてくれました。

しばらく休んだら、木村さんのこと。きっと仕事が恋しくなるでしょうから、また時々手伝ってくれるのではないかしらと、淡い期待をいだいています。

台風26号

10年ぶりの大型台風ということで、かなり警戒していましたが、早朝の豪雨に続いて、出勤するころには暴風となり、そして、あっというまに通り過ぎてしまいました。

伊豆大島のほうでは、台風としては犠牲者もかなりの数にのぼったようですね。自然の猛威にはなすすべなし、という感じですね。ご冥福をお祈りします。

午前中、首都圏の電車が、中央線も山手線もほとんど止まってしまいました。こんなに全部運転見合わせというのは、めずらしいですね。予約の患者さんは、ほとんどキャンセルかしらと思っていたら、遠くから車でいらした方や、電車がとまっていたのでバスをのりついで来ました、という患者さんたちが少しずつ集まってきました。

普段の3分の1くらいの患者さんで、ゆったりとした診療で、静かに時間が流れていて、理想的なペインクリニックという雰囲気の午前中でした。